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注目度が上がっている大卒ナース

看護師の資格を取るまでは、今までは「レギュラーコース」と「進学コース」と言う2つの方法が存在していました。レギュラーコースは、専門学校や短大などの3年制の課程を修了する方法で、進学コースはまずは准看護師となって、そこから看護師の養成施設を卒業する方法です。

しかしながら近年は4年生の看護大学が増加しており、この看護大学で看護師国家資格の受験資格を獲得する人も増えているようです。看護大学は4年制なので、看護師資格だけでなく、保健師や助産師の資格も在学中に取得することができます。後々それぞれの専門学校に入学する必要がないので、後になってからとても助かると思います。

さらに、4年制大学に行くメリットは「学士」を取得できることだと思います。学士は4年生大学を卒業すると取得できるもので、看護師の場合は看護学の学士を取得することが出来ます。

看護大学を卒業すれば、看護師として病院や企業に勤める選択肢と、大学院に進み更なる学問の追求を目指す選択肢があります。大学を卒業することで大学院修士課程の受験資格を得られるので、進学するという選択肢も生まれるわけですね。

実際に病院に勤務するときは、短大や専門学校卒の看護師は「大卒」として扱われない場合が多くあるようです。看護師1人1人がどのようなフィールドで学んできたかを明確にするためには仕方のないことかもしれません。

ただ、大卒と短大・専門学校卒の場合では、その修業課程に差があることも事実です。まず修業年数は大卒は4年、短大や専門学校は2〜3年です。卒業するために必要な単位数においても、4年制大学は124単位、3年制大学は93単位、2年制大学は62単位となっています。修業年数によって学ぶ学術の両も大きく異なってくるわけです。

ただ、4年生の看護大学を卒業していなくても、学士(看護学)を取得する方法は存在します。それは大学などで足りない単位数を取得して、学修成果のレポートを作成し学位授与機構に提出します。その後、その内容に基づいた学位授与機構の試験を受けて一定のレベルの習得をしていると見なされれば、学位を取得できるわけです。

看護師の転職先の選び方

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